1. 栄村とはこんなところ
  2. 千曲川周辺地域
  3. 秋山郷地域
  4. 豪雪地での暮らし

長野県最北端の村

栄村は、長野県の最北端に位置する人口約1,700人の村で、「にほんの里100選」にも選定されている健やかで美しい村です。日本海側気候により全国でも有数の豪雪地としても知られています。

栄村の地理

栄村は大きく北部と南部に分けられます。

北部の千曲川周辺地域は、美しい里山と田畑が広がる農村地域です。隣接する新潟県魚沼地域と同様に、良質な米の産地となっています。

南部の秋山郷地域は、苗場山や鳥甲山など2,000メートル級の山々に挟まれた山峡地域であり、雄大な自然の宝庫です。また、今なお、マタギ文化や平家落人伝説が残る秘境として知られています。

北部は「里の暮らし」、南部は「山の暮らし」という異なる暮らしが営まれる特色ある村で、皆さんも田舎暮らしをしてみませんか。

栄村の基本データ

人口1,605人(令和5年11月1日)
高齢化率54.2%(令和4年4月1日)
世帯数783世帯(令和5年11月1日)
面積271.66㎡
標高286m(役場)
最高気温36.7℃(令和4年度)
最低気温-9.1℃(令和4年度)
最深積雪208㎝(令和4年度)

昔ながらの「田舎」が残る農村地域

日本一の大河である千曲川沿いに美しい里山と田畑が広がる農村地域であり、皆さんが「田舎」と聞いて想像する光景と暮らしぶりが今なお存在しています。

集落行事が盛ん

今日でも地域住民の結びつきが強く、祭りやタケノコ狩りなどの集落行事も盛んです。特にお盆の夏祭りは、住民一人ひとりが獅子舞や屋台曳き、笛などの役割を担い、賑やかに催されています。

良質な米の産地

「コシヒカリ」の名産地である新潟県魚沼地域に隣接し、全国有数の豪雪地で良質でミネラル分の多い水が豊富にあることや、1日の寒暖差が大きいことなどの気象条件が似ており、良質な米の産地となっています。

「農」が暮らしの一部

この地域では、農業は身近で当たり前の営みであり、暮らしの一部として浸透しています。多くの住民にとって、米や野菜は「買うもの」ではなく、「つくるもの」になっています。こうした環境から、移住者の中には、暮らしの中に「農」を取り入れる生活を営んでいる方もいます。

生活環境

地地域内では、地元の商店での食料品や日用品の買い物ができるほか、村営の診療所での受診ができます。

また、地域内を東西に貫く国道117号を通じて、長野県飯山市や、新潟県津南町と十日町市へ行くことで、大型スーパーマーケットやホームセンターなどでの買い物や総合病院での受診もできます。

主な施設

村役場、駐在所、消防分署、診療所(内科・歯科)、子育て支援ルーム、保育園、小学校、中学校、道の駅、JR駅、郵便局、JA出張所、商店、飲食店、ガソリンスタンド、自動車整備工場、スキー場、温泉など

秘境「秋山郷」

秋山郷は、東の苗場山、西の鳥甲山に挟まれた中津川沿いにあり、栄村と新潟県津南町にまたがる地域です。津南町中心部から国道405号を上った先の奥深い谷間に位置し、今なお、マタギ文化や平家落人伝説などが残る、まさに「秘境」です。

この地域は、江戸時代後期に文人の鈴木牧之が著した『秋山記行』 によって初めて世に紹介され、現代では「日本の秘境100選」にも選定されています。

マタギ文化

江戸時代に、秋田の阿仁からやってきたマタギと呼ばれる猟師たちが秋山郷に優れた狩猟技術や独特の宗教文化を伝えたとされ、それらは現代にまで受け継がれています。

平家落人伝説

源平の合戦で敗れた平家の落人が秋山郷へ逃れてそのまま住みついたという伝説が残っており、鈴木牧之が秋山郷に訪れるきっかけにもなっています。

雄大な自然の宝庫

急峻で迫りくる山々と、澄んだ水が流れる中津川が複雑な地形を織り成すこの地域には、多種多様な動植物が生息し、雄大な自然の宝庫になっています。

初夏の新緑や秋の紅葉の名所でもあるほか、湯量豊富で様々な泉質の温泉が点在しており、四季折々、大勢の観光客が訪れます。

生活環境

地域内では、移動購買車や商店での最低限の買い物ができるほか、週1回、村営の診療所での受診ができます。

また、国道405号を通じて、新潟県津南町へ行くことで、スーパーやホームセンターなどでの買い物や総合病院での受診ができます。

主な施設

村役場秋山支所、診療所(内科)※週1回開所、保育園、小学校秋山分校、簡易郵便局、商店、ガソリンスタンド、温泉、キャンプ場など

全国有数の豪雪地

栄村は全国有数の豪雪地であり、冬の積雪量は2mを超え、時には3mを超えることもあります。昭和20年2月12日には、観測史上最高の7m85㎝を記録しています。

豪雪地での暮らしは大変ですが、雪がたくさん降るからこそ、四季の変化をはっきりと感じられます。

冬の道路事情

主要な道路の除雪については、除雪車や消雪パイプ(地下水を散水して雪を溶かす装置)により万全を期しているので、自動車での移動に支障が生じることはありません。

ただし、積雪時の道路はスリップしやすくなるので、自動車にはスタッドレスタイヤの着用が必須になります。また、積雪時に道路で立ち往生しないためにも、4WD(四輪駆動)の自動車をおすすめしています。

住宅の除雪

積雪時には、住宅の損壊を防ぐために、屋根の雪下ろしを行う必要があります。ただし、自然落雪式(急勾配で落雪させる方式)や融雪式(熱で雪を溶かす方式)の屋根については、その必要はありません。

敷地内の除雪については、スコップやスノーダンプでは対応困難なほどの積雪量になることがあるので、ロータリー式(雪をかき集め吹き飛ばすタイプ)の除雪機を用意することが望ましいです。

なお、屋根の雪下ろしと敷地内の除雪を、地元の建設会社などに依頼することもできます。

スノースポーツ

栄村にはスキー場があり、また、周辺地域にも多数のスキー場が立地しています。そのため、日帰りでスキーやスノーボードといったスノースポーツを思う存分に楽しむことができます。