秋の楽しみ

皆さんこんにちは。

いつも当ブログを御覧いただきありがとうございます。

ここ栄村では9月に入っても蒸し暑い日が続いておりますが、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を信じて何とか乗り切りたいものです。

30度超えの真夏日が続いているものの、虫の世界は季節が着実に進んでいるようで、ミンミンゼミの声が聞こえなくなったかと思えば、夕方にはコオロギの声を聞くようになってきました。

コオロギの声を聞きながら、サンマが並んだ七輪をパタパタとやるのもいいかも知れませんね。

ここ数年、サンマは不漁が続いていましたが、今秋の獲れ高はまずまずのようで、久しぶりに食卓に上がったというお宅も多いのではないでしょうか。

数年前まではこの時期になると丸々と太ったサンマが食卓に並んでましたが、いつの頃からかさっぱりお目にかかれなくなりました。

不漁の一因として、日本のサンマ漁は日本の排他的経済水域(EEZ)内で行なわれているのに対し、台湾、中国、韓国などの遠洋外国船はサンマの産卵場近くの公海上(サンマ回遊ルート入口)で操業しており、近年、この公海上での漁獲量が急増。それにともない資源量も「枯渇状態」まで減少してしまったことが挙げられます。

公海はその名のとおりどこの国にも属さない海域ですが、国際的なルールは定められており、当該海域で操業する各国で組織する「漁業委員会」により毎年、漁具、漁法、割当漁獲量などが細かく定められます。

これらのルールが守られて機能すれば、そう遠くない将来にまた旨いサンマにありつけることでしょう。

さて、そうこうしている間に9月も半ばを迎えるわけですが、ここ栄村はいよいよ秋のベストシーズンに突入します。

クリ拾いやキノコ狩りなど楽しいこともたくさん待っていますが、くれぐれも土地の所有者さんに無断で立ち入ることの無いようにお願いいたします。

ルールを守ってお互い楽しく秋を満喫しましょう!

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