冬の愉しみ

皆さんこんにちは!

いつもご覧いただきありがとうございます。

いつもこのブログを書きながら「どんな人が読んでくれているのだろう」と想像しているのですが、実際にはどうなんでしょうか。

通りすがりの人がほとんどだと思いますが、熱心な読者さんもおられるのでしょうか。

もし、そうであれば本日の内容は「またか~」と思われるかも知れません。

そう、この時期のイベントとして道祖神まつりという行事がありまして、村内の各集落ごとに行われます。

2年前のちょうど同じような時期にこの行事の記事を書かせていただいたのですが、今回は参加者目線でご紹介したいと思います。

まず、この行事について簡単に説明いたしますと、

カヤ(ススキの枯葉)を高さ5~6メートルの芯柱に巻き付けて作った塔を燃やして厄払いをする

もので、カヤは前年の秋に刈取って準備します。

それを雪深い小正月のころに雪の中から掘り出して燃やすのです。

わかりやすくイメージしていただけるように、時間に沿って説明いたします。

8:30~ 道祖神(塔)を雪から掘り出して整地する(小一時間程度の作業)

11:00~ 点火、お神酒や鍋物が振舞われる

11:15~ お酒に酔った人が現れ始める

11:30~ 芯柱が傾き始める

11:45~ お餅を焼く人、顔に灰を塗る人が現れ始める

12:00~ 有志により奉納されたお菓子類が振り撒かれる

12:30ごろ 解散

これはあくまで私が住んでいる横倉地区でのことで、集落によって様々な違いがあります。

祭りの呼び名も「どうろくじん」と変わったりもします。

由来やいわれについては分かっていないことが多いのですが、村の人々にとっては大切な行事であり愉しみであることは違いありません。

雪深い山村であるからこそ、火の暖かさや人情の厚さにありがたく触れられるものだと思います。

大人も子供も火を囲んで冬のひとときを愉しむ、そんな一日でした。

都会では味わえない時間をあなたも過ごしてみませんか。

ここ栄村では、非日常が日常的に味わえます。

庭先でコーヒーを淹れてみるとか、カップラーメンを作って食べてみる、などなど。

ほんの少しの工夫で一日が何倍にも素敵になる村です。

もちろん良いことばかりではありません。

ショッピングセンターや総合病院が遠かったり、田舎ならではの付き合いがあったりします。

TVとかでやっているような、キラキラした移住物語とはイメージが違うと思います。

どっしりと腰が落ち着いた、粘り強く現実的な移住スタイルを想像されると良いと思います。

雪が降れば雪かきが必要ですし、夏は夏でそれなりに暑いです。

そして、必ず一度は下見に来られることをおススメいたします。

自分がこれから生きていく場所ですので、せめて空気が合うかどうかご自身の五感を駆使して確かめてください。

きっと何かが分かるはずです。

もし、この記事をご覧になって気になったという方は、栄村役場建設課定住住宅係(0269-87-3113)までお問合せください。

皆様のお悩みにお応えできるようお待ちしております!

最後に、本題の写真3葉を添付しますのでご覧ください。

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