冬のドライブ
皆さんこんにちは。
いつもご覧いただいてありがとうございます。
ここ栄村では数日間雪が降っておらず、国道も乾いていて走りやすいです。
この時期に道路が乾いているのは貴重で、緊張から解放されとても運転がしやすいです。
私にとって雪道の運転は苦い記憶しかなく、特に一年目の冬は色々やらかしてしまいました。
中でもヒヤッとしたのは、消雪道路から雪道に切り替わった場所で派手にスピンしたことです。
通常は気を付けてスピードを落とすところですが、この時は何か考え事をしていて不注意にもスピードを落とすことなく雪道に突入してしまったのです。カーブが連続する区間で、ただでさえ注意して走行する必要がありました。路面の状態も悪く、雪と水とが混じりあってベチョベチョだったのです。それは一瞬の出来事でしたが、スピンしている途中に目に入ってくる光景の流れゆくさまはスローモーションのように映りました。対向車線にはみ出しながら制御不能になった進行方向を何とか立て直そうと抵抗するも最後は雪の壁に突っ込みようやく車は止まりました。
しばらく呆然としていたのですが、幸いにも人・車ともに損傷ないこともあり、その後職場の同僚たちの力を借りて現場を離脱することができました。
もしも、対向車が来ていたらと思うとゾッとします。
栄村に住み始めて5年、今でこそ何とか雪道を走れるようになりましたが、それでも緊張しながらやっと運転できるレベルです。
除雪が行き届いているとはいえ、雪の降り方やタイミングによって条件の悪い雪道を走らざるを得ないこともたくさんあります。
私は車の運転に自信があるほうでしたので、少々の雪なら大丈夫、と過信してしまうようですが、後になって冷静に考えてみるとかなり際どかったということもあります。
雪道はゆとりを持って無理をせず、が一番大事だと思います。
運転中に疲労が蓄積してくると、ついついコントロールを失いがちです。
判断能力や反射速度も鈍りますので、このような状態での雪道運転は非常に危険です。
疲れた時は道の駅や温泉などで十分リフレッシュしてから運転するようにしてください。
雪道にはいろんなトラップがあります。
私が最近ヒヤッとしたことは、除雪車を追い抜く時の路面状況のギャップです。
除雪ドーザーがこぼしていった雪がセンターライン寄りに並んでいることがあります。これを跨ぐときにハンドルを取られそうになることがあります。十分に速度を落として跨がないとスピンするかと思います。
何だかここまで書いてみると、雪道は恐ろしくてとても走れたもんじゃない、と思われる方がおられるかもしれませんが、普通に考えてみて良識ある運転を心掛けていれば大丈夫だと思います。
この時期だからこそ味わうことのできる魅力もたくさんある村ですので、ぜひお待ちしております。
それでは皆さん、良いドライブを!