道踏み支援員

皆さんこんにちは!

いつもご覧いただきありがとうございます!

ここ栄村は先日までの陽気はどこへやら、日中も雪が降り続き窓の外は厳しい冬の世界となっています。

今年の栄村は昨年と比べて雪が少なめですが、こうやって時々降ってくれるので冬を堪能できています。

しかし、私のようにまだ体が動いて雪が降るのを楽しみにしているような人はいいのかも知れませんが、お年寄りなどには家の外へ出るにも出られないような状況が生じますので良いことばかりではありません。

村道などの公道は除雪されますが、除雪された道路から自宅までの除雪は原則として各自で行うこととなっています。

私が住んでいる家は、玄関が除雪対象の道路に面しておりほぼ除雪の必要がないのですが、それでも屋根から落ちた雪の片づけなどで「しんどいなぁ~」と思うことがあります。

なので、除雪された道路から自宅までの間が離れている家に住んでいる人の苦労は相当なものだと思います。

そこで栄村では、お年寄りなど自力での道踏みが困難な世帯に「道踏み支援員」を派遣する制度があります。

一定の基準をクリアして認定を受けた世帯がこのサービスを受けることができます。

「道踏み」といっても、かんじきなどで道を作るだけでなく、ハンドロータリーや小型ブルドーザーなどにより道踏みを行います。

本日は日中に積雪が増えたことにより、珍しく午後の時間帯に道踏み作業が行われましたので、その様子を写真に収めてきました。

豪雪地栄村の除雪体制の中で、花形である道路除雪はクローズアップされがちですが、集落の奥深いところで人知れずこのような作業が行われていることに、しばらくのあいだ心を奪われておりました。

冬の栄村は、スノースポーツなどのアクティビティに人が集まり華やかな一面を見せる一方、雪によるネガティブなイメージがあるのも事実です。

しかし、今日の作業を見ていて、豪雪地だからこそ「雪に克つ」体制が構築され、それが村の隅々までしっかり機能しているのだと実感しました。

本日の投稿はここまでです。

次回の投稿までさようなら!

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