飯山線

本日は、栄村を東西に横断するJR飯山線について書きたいと思います。

わが飯山線は、1921年に開業した非電化単線のディーゼルカーが走っている、いわゆるローカル線です。

国鉄時代には急行列車も運行されていたようですが、現在は普通列車のほか土日等に快速列車「おいこっと」号が運行されています。

キハ110系という車両が2両編成、ときには1両で力強いエンジン音をたてて千曲川沿いを縫うように走り抜けます。

まあ、これがたまらんのです!

見てるだけでもたまらんのですが、乗ると一気に私をノスタルジックな世界へと誘ってくれます。

私の幼いころの話になるのですが、鉄道が好きな私を祖父がおんぶして、田んぼの向こうに走る国鉄桜井線がうなりを上げて通過していくのをよく見せてくれました。喘息持ちだった私は、少しでも空気のきれいなところへと土日はよく奈良の祖父母の家に連れて行ってもらいました。

少し大きくなったころ、私は一人で電車に乗って大阪の八尾から奈良まで国鉄関西線に乗って祖父母の家に行くようになったのですが、関西線の湊町~奈良間は複線電化で子供心になんだか物足りず、桜井線の奈良~京終間のわずか1区間のディーゼル列車に乗るのが本当にワクワクして楽しみでした。

このブログをご覧いただいている方の中には、ディーゼルカーに対する思い入れの強い方もたくさんおられることと思います。そんな皆さんに少しでも飯山線の雰囲気が伝わればと、何枚か撮ってきました。

現在では、JR奈良駅も完全電化&高架化され、近代的な風景となってしまいましたが、ここ栄村では近代化車両とはいえディーゼルカーが健在で、今日も力強いエキゾースト・ノートを響かせて人々を目的地へと運んでいきました。

正直、この飯山線は大雪や大雨の際にはよく運休してしまい、栄村で生活するには自家用車が欠かせませんが、私は時間に余裕があるときにはできるだけ飯山線を利用することにしています(飲み会があるときとか)。

いつまでも飯山線が残ってくれることを願って。。

それでは、次回更新までさようなら!

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